タクシー運転手の耳学問

京都観光タクシー

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 タクシーは17世紀イギリスの辻馬車が起源といわれ、貸馬車から派生しています。ホテルや道端で客待ちしていました。
 20世紀に入ってガソリン自動車タクシーがロンドンで運行を始めました。
 taxiはラテン語のtaxare(算定するの意)が由来です。
 taximeter cabを略して、taxiの略称が一般的なりました。料金メーターを備えた乗り物という意味になります。
 日本では大正時代になってフォードを用いて始まりました。
 
 私・本吉大生(もとよしともお)の母方の祖父永田富太郎は大正12年にタクシー事業を始めました。
 富太郎の父はニシン漁の網元でニシン御殿を持つほど裕福だったそうで、祖父は蔵を三つ相続したそうです。祖父の代になってニシンが取れなくなり、日本写真界の先駆者田本研造に弟子入り後写真館を開業しました。
 パイオニア精神が旺盛な祖父はT型フォードを当時の5,000円で購入し、タクシー事業も始めました。道路事情が悪く、故障しても部品が入らず、事業を断念して営業権を譲渡したそうです。
 背景の建物が写真館。後席に座って幼い弟を抱いているのが私の母(旧姓永田光枝)。
 この写真は日本の写真史、タクシー史に貴重な史料写真となっています。