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日像
 日像(にっぞう)は、日蓮宗を京都に初めて本格的不況した僧として非常に重要な人物です。
 当時の京都は、天台宗・真言宗・浄土宗などが盛んで、日蓮宗は新興宗派としてなかなか受け入れられませんでした。
 1285年頃(日像17才頃)師匠日郎から「法華経を京都に広めよ」と命じられる。1294年(永仁2年)京都入り。布教活動を本格化する。最初は弾圧を受ける。布教が「宗教的騒乱」とみなされ、禁獄・流罪にも遭う。しかし日像は信念を曲げず、27年にわたって京都布教を継続。
 最終的には貴族や公家の支持も得て、日蓮宗が京都に根付く礎を築く。
 
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