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大徳寺 境内無料 075-491-0019
大燈国師宗峰妙超禅師が開創。
後醍醐天皇の勅願所となり庇護を受けたが対立した室町幕府足利義満により格下げされた。以後在野的立場を取る。現在も京都仏教会に加盟していない。
応仁の乱で荒廃したが、一休宗純が復興。
一休禅師に学んだ茶礼を村田珠光・武野紹鴎・千利休へと伝えられ、茶の湯の完成へと到る。
公開は大仙院・高桐院・瑞峰院・竜源院。他は春・秋の特別公開時に公開される場合あり。 |
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大仙院
拝観料 \400- 075-491-8346
1509年古岳宗亘和尚を開祖として創建。本堂は創建当初の建物。
禅宗の方丈建築としては最も古い遺構の一つで国宝。書院は重文。
三代目住職古渓宗陳和尚と千利休は、禅の上で宗陳和尚が師匠、茶の湯の上で利休が師匠という相互の師弟関係であった。
秀吉の命による切腹後、一条戻り橋にさらされた利休の首を宗陳和尚が夜陰に紛れて衣に隠して持ち帰った。
七代目住職が沢庵和尚であった。 |
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高桐院
拝観料 \400- 075-492-0068
大徳寺塔頭。
1601年(慶長6)利休七哲の一人細川忠興(三斎)の創建。
利休邸移築の書院につづく茶室松向軒は秀吉の北野大茶会に用いられたものを移したと伝える。
江戸初期につくられた庭に三斎とガラシャ夫人の墓がある。
紅葉の美しい寺として知られる。 |
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瑞峰院
拝観料 \400- 075-491-1454
大徳寺塔頭。
キリシタン大名として知られる大友宗麟公が、1535年(天文4)菩提寺として創建。
本堂、表門(ともに重文)は創建当時のもの。庭園は独坐庭と称し、苔と石組みで構成し、枯山水の名園として知られる。本堂裏には、石組を十字架形にした閑眠庭がある。宗麟の墓もある。
庭をながめながら、御抹茶の接待あります。 |
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龍源院
拝観料 \350- 075-491-7635
総門を入ってすぐ左手にある塔頭。
畠山義元、大友義長らが創建した。
方丈を囲んで四つの庭園があり、大海原を表した杉苔に石組みを配した竜吟亭、白砂と苔、石がすがすがしい一枝坦、壷庭の東滴壷など、それぞれ表情の違う庭園である。 |
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