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妙心寺 大通院 退蔵院 桂春院 大心院 春光院 隣華院 法金剛院 広隆寺 |
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妙心寺 拝観料¥400- 075-461-5226 |
臨済宗妙心寺派大本山。開基花園法皇。開山関山慧玄。
95代天皇の花園法皇の離宮を禅寺に改めた。現在、塔頭46、末寺3,400、在籍僧数7,00人の大教団。
小方丈の枯山水庭園は名勝・名跡。法堂の天井画は狩野探幽の「八方にらみの竜」、三名鐘に数えられる国宝の梵鐘など。
公開されている塔頭は退蔵院、桂春院、大心院。 |
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大通院
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南化玄興(なんかげんこう)を開山として創建し、山内一豊の庶子湘南和尚が南化に嗣ぎ住持となる。以来山内家の菩提寺となった。山内一豊は信長・秀吉・家康と三代に仕えた戦国武将として知られる。関ケ原の戦いでは徳川方についたことで土佐一国を授かり初代土佐藩主となった。一豊の妻千代が里から持参した黄金十両を鏡の底から取り出し、その資金を充てて買った名馬が主君信長の目にとまり出世の糸口をつかんだというエピソードは、内助の功で夫を支えた賢夫人の物語としてあまりにも有名である。境内にある山内一豊夫妻の御廟には向かって左手に妻千代(見性院)、右手に山内一豊(大通院)の卵塔の墓石があり、また、肖像画「山内一豊画像」と「妻千代画像」も祀られている。 |
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退蔵院 拝観料¥400- 075-463-2855 |
妙心寺の塔頭。
室町時代の1404年、妙心寺第三世無因禅師を開山として建立。
禅問答を示した国宝の「瓢鮎図」、昭和の名庭「余香園」、狩野元信の絵の感覚で作られた枯山水庭園がある。 |
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桂春院 拝観料400円 075-463-6578 |
妙心寺の塔頭。
1598年、織田信忠の次男である津田秀則により見性院として創建され、1632年、秀吉の家臣であった石河壱岐守源貞政が建物を完備し、名を桂春院と改めた。
襖絵は狩野山雪筆。水墨画や金碧画など多数見られる。四つの庭があり、茶室既白庵(きはくあん)は長浜城から書院とともに移築したもの。 |
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大心院 拝観料300円 075-461-5714 |
妙心寺の塔頭。
文明11年(1479)、細川政元が上京区に創建し、天正年間に細川幽斎により妙心寺山内の現在地に移され、幽斎の子である三斎や蒲生家にも庇護された。
本堂は蒲生家の出である忠知が建立したものという。書院の前には枯山水庭園の阿吽庭(あうんてい)がある。宿坊もある。 |
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東林院 075-463-1334 |
妙心寺の塔頭。
享禄4年(1531)、細川氏綱が父の菩提を弔うため上京区に建てた三友院にはじまり、弘治2年(1556)、山名豊国が妙心寺山内に移し、東林院と改めた。以来、山名家の菩提寺となっている。
東林院の沙羅双樹は樹齢300年。枯山水庭園や水琴窟もある。
通常は非公開の寺だが、1月の「小豆粥の会」、6月の「沙羅の花を愛でる会」などに公開される。
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春光院
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天正18年(1590)に豊臣秀吉の家臣、堀尾吉晴が長子金助忠氏の菩提を弔うため建立した堀尾家の菩提寺である。方丈には、京狩野派として活躍した江戸後期の絵師、狩野永岳の筆による室中の間「月と雁図」、東ノ間「琴棋書画図」、西ノ間「花鳥図」などが色鮮やかに描かれている。方丈前庭は、慶応3年(1867)に作庭されたもので「さざれ石の庭」と呼ばれ、伊勢両宮を抽象的に構成し、寺院の庭に神道式の庭という非常に珍しい枯山水庭園で、西庭は「常盤の庭」と呼ばれ、雪見灯籠を配した鶴亀の庭となっており、亀島あたりに桃山期当時の面影をとどめている。方丈東にある1577年(天正5年)の年号を鋳込んだ南蛮寺の鐘(重文)は、もと京都四条にあったとされる南蛮寺の銅鐘で、初期キリスト教伝来の貴重な遺産とされる。
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隣華院 |
豊臣秀吉が柴田勝家を破った賤ケ岳の戦いで活躍した七本槍のひとり、脇坂安治が慶長4年(1599)に南化玄興(なんかげんこう)を開山として創建した。方丈室中の間には、長谷川等伯61歳の作といわれ、構図、筆致ともに雄大さを感じさせる襖絵「水墨山水図」(重文)が描かれている。室中の間を挟む左右の部屋は、京狩野派として活躍した江戸後期の絵師、狩野永岳の筆による「四季花鳥図」「紅葉図」など金地極彩色の鮮やかな襖絵で飾られており、桃山美術の粋をほうふつさせる。 |
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法金剛院
拝観料¥400- 075-461-9428 |
唐招提寺に属する律宗寺院。
平安初期に清原夏野が山荘を建て、双丘寺が営まれていたが、のちに文徳天皇が大伽藍を建てて天安寺とした。大治5年(1130)、鳥羽天皇の中宮待賢門院が復興し法金剛院とした。庭園は数少ない平安時代の庭で、極楽浄土を模した庭で名高い名勝。桜、蓮、紅葉など四季折々に美しく、その美観は西行の歌にも詠まれた。本尊の阿弥陀如来は藤原時代の代表作で重文。十一面観音、地蔵菩薩、僧形文殊菩薩も重文。
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広隆寺
境内無料 霊宝殿¥700- 075-861-1461 |
平安遷都以前からある秦氏の氏寺。
聖徳太子が秦氏に与えた弥勒菩薩像は国宝第一号。
秦氏は日本に稲作・養蚕・土木・酒造の技術をもたらし、伏見稲荷・松尾大社は秦氏の創建。
桓武天皇は秦氏の力を頼って平安遷都したと云われます。 |
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